097.首から吊るな、カメラは手に持て
最近都心を歩いていると、よく見かける人種がいる。
真っ黒なニコン、キャノンの一眼レフを首からぶら下げてるアジア系の人達。
サングラスを掛け、皆一様に同じ格好をしている。カメラも同じ。
正直アレを見ると辟易するんだけど、特に気になるのがカメラストラップ。
純正なのはとにかく、アレ気にならないのだろうか?
件の人種以外の人も、僕の両親も、好きな人も、友達も、会社の上司もやってる。
もちろん僕も前はしていた。ユリシーズのレザーストラップも買った。
でも僕はあのストラップがどうにも我慢ならない。
まず、歩いていて前後に揺れて身体に当たってくる。加えてこれだと走れない。
じゃあ掛けないで鞄に入れれば? ってなるけど、長くてかさ張る。
手に巻いてお使い頂けます、なんてふれこみもたまに見かけるけど、
そんなのいちいちやってられない。巻き方も気にしちゃうからパッと巻けないのだ。
僕はこのストラップにどうにもイライラした。ただ写真が撮りたいだけなのに。
そんな中で見つけたのが、コレ。
それまでリストストラップなんて存在を知らなかった僕は、これに衝撃を受けた。
カメラのストラップは、首に掛けるだけのものなんじゃないって事を教えてくれた。
これを付けておけば、まずカメラの落下は防げる。鞄の中でもかさ張らない。
あとオフィシャルな使い方じゃないけど、レンズの胴鏡部分に巻いておけば
ある程度の衝撃は吸収してくれる(気がする)。ミラーレスにはこれの黒。
とはいえ、いきなりコレはちょっと高過ぎるかもしれない。
そんな場合はARTISAN & ARTISTのACAM-295がいいかも。
これはⅲcにつけてる。がっちり固定じゃないけど、それでも落下防止には十分だ。
アルチェーレは結構つけると厳ついから、女性にはこっちがいいかもね。
そんな訳で、カメラはいつもは鞄に入れておいて、
撮る時にハンドストラップと一緒に手に持ちましょう、という話。
きっとそのうち、予想外の部分にぶつけて、レンズをダメにする前に。