110.デザフェスを終えて、僕の写真へ
11/21、デザインフェスタvol.42のA-140で、
『borollaro』としての活動第一回目が無事に終わった。
結果から言って、写真集は売れなかった。ページ数と値段の折り合いだろう。
でも無料配布で配ったL版写真は色んな人が持って行ってくれたし、
その中で色んな人と写真について話せたりできて、それがとても楽しかった。
思ったのが、カメラを持っている人ほど写真の展示には興味を示さないという事。
やけにOM-Dシリーズを持っている人を見かけたし、中にはライカM-Pもあったけど、
それでもブースに来てくれた人でカメラを下げている人は居なかったはずだ。
「カメラは撮らないけど写真は好き」「一眼レフを持ってるけど使えていない」
そんな感じの人が多かったように思う。写真の楽しみ方は人それぞれだなと思った。
僕だってつい一年半前まではF値も焦点距離もISOもわかっていなかった。
それが気付けばフルマニュアルのカメラで作品を撮ってるんだからわからないものだ。
海外の女性の方が、展示を見て「すごく綺麗な展示ね」と言ってくれ、
彼氏さんを連れて戻ってきて5分悩んで写真を買っていってくれた。
最後の最後まで二枚の写真で悩まれていて、英語が話せないのが悔しかったな。
終了一時間半前に来て頂いた子連れのお父さんは、写真を買ってくれた後、
「とても好きな作風なので、これからも頑張ってください」と言ってくれた。
そこで僕の写真は、ちゃんと僕の作品になっているんだなと思えた。
これからも僕は僕にしか撮れない僕の写真を撮って、作品を作っていく。
今日出会えた人達に、またデザインフェスタや他の場所で見つけてもらえますように。
ありがとうございました。今日はゆっくり休めそうです。
(※海外の方が悩みに悩んで持って帰ってくれた一枚。僕も気に入ってる一枚だった)