128.さよなら、CONTAX T2
これがつい先日の記事なんだけど。
ここに写っているT2は、もう僕のもとにはいない。
前回の記事の最後で少しだけ触れたことがあった。
それは「撮影枚数を少し残してフィルムが巻き戻ってしまう」というもの。
幸い購入店の中古保証一週間ギリギリのタイミング。
残っていた富士のVelvia 100を急いで撮り切って店に向かう。
FUJIFILM リバーサルフィルム フジクローム Velvia 100 35mm 36枚 1本 135 VELVIA100 NP 36EX 1
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2013/04/01
- メディア: Camera
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それも28枚の時点で異音と共に巻き戻ってしまった。 リバーサル、高いのに。
お店に行く前に、店舗の人と現象のことを電話で相談した際に、
「多分モーターの不調だろう。レアケースでパーツも余ってるし、すぐに直る」
とのことだった。かかる時間は2、3週間とのこと。修理費も安くしてくれた。
預けて一週間後、店舗から電話がかかってきた。もう終わったのだろうか?
だけど電話口で言われたことは思ってもないことだった。箇条書きにすると、
- 僕のT2は1990年のファーストロットのもの(T2でも年によって微妙に違う)
- 買われてから今日に至るまで一度も修理に出されたことがなかった
- モーターではなく基盤の不良で、こうなると修理はできない
こんな感じである。完結にいうと「もう直らない」だった。
ショックだった。初めてのT2をこんな形で手放すことになるなんて。
それから数日経って、T2最後のロールになった前述のVelviaがあがってきた。
最後のロールも、きっちり仕事をしてくれていた。ありがとうT2。
色々あって二代目T2 pic.twitter.com/ZeVg4XwGn4
— オツヒト (@_otuhito) 2016年4月8日
そして二代目へと続く。