最後のフィルム世代より

終わりが来る前に、まだ出来る事がある。

140.フィルム写真をデータにするお話

すんごい今更な話だけど、僕は撮った写真を現像とデータ化をして貰っている。

そうすることでFlickrにアップしてブログにアップすることもできる。

プリントはFlickrからiPhoneに落としてそれをプリントしてもらう。

まぁちゃんとネガからプリントしてもらったほうがいいんだろうけどさ。

前に一度3本くらい纏めてお願いしてエラい目にあったから。

 

FH000007

 

で、これを人に話す時にびっくりされるのが、

「え、フィルムってデータ化できるんですか!?」っていうやつ。そうなんだよ。

自分や写真仲間、ブログの人達はさも当たり前のようにしてるから忘れがちだけど、

フィルムを現像してCD-Rにデータとして焼いてもらえるのを知らない人は多い。

 

データにしてもらうことは、簡単だ。お願いすればいい。

「現像とCD-Rでお願いします」って言うだけ。

僕がいつもお願いしてるコイデカメラだと1000円でそれをやってくれる。

www.koide.jp

もっと安いとこだと780円くらいだろうか。

それでも昔に比べたら値上がりしてるだろうけど。

 

ネットでオーダーして、郵送して現像とデータ化をしてくれるとこもある。

トイラボさんならデータはウェブ上でダウンロードできるから、

CD-Rの山が積み上がることもない。CDは結構かさばるからね…

www.toylab.jp

熊本の地震で心配されていたけど、どうやらもう遅れはなくなったようだ。

僕も今リバーサルをお願いしてる。早いとこ送らないといけない。

 

で、CD-Rに焼いてもらう時に肝心になってくるのが画像サイズだ。

これが小さければ安いし、大きければその分値段が上がってくる。

一般的に使われているのは多分4BASE(1536×1024)だろう。

これならL版にプリントする時も綺麗に出せる。

トイラボはこれより一段下のネットサイズっていうのがある。下のがそれ。

 

Untitled

 

プリントするには足りないけど、ブログにあげるには十分なサイズだろう。

4BASEより大きいサイズで16BASEってのもあるけど、僕は使ったことがない。

 

ちなみに写真専門店でしかこういうのを行っていないわけではなく、

大手家電量販店のビッグカメラもしている。

ついでに写真専門店ならカメラのキタムラが一番デカいだろう。

両方とも渋谷勤務時代はお世話になった。

www.biccamera.co.jp

blog.kitamura.jp

 

最後にお願いしてから仕上がる時間について。

カラーネガ、ざっくりいうと写るンですとか、安いフィルムがそれだ。

そのフィルムなら現像機を持ってるところなら一時間〜三時間くらいで済む。

カメラのキタムラの渋谷店は45分くらいでやってくれた。恐ろしい速度だ。

ちなみに渋谷に近いカメラのキタムラ系列でもある、

代官山蔦屋の北村写真機店は一週間掛かるから気をつけて欲しい。

僕が太文字を使うくらい気をつけて欲しいことだ。

 

しかし、最後まで書いて思ったことだけど、

これを知らない人って要するに「フィルムカメラやったことないや」って人だよね。

知らなくても良いことなんだから。

 

でも、フィルムで撮られた写真が好きだって思ってる人なら、

フィルムカメラは是非触れてみてほしいな。そして撮って驚いて欲しい。

下手なデジカメより安く名機が手に入る時代なんだしね。

 

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ちなみにこの写真のフィルムは使用期限が2007年で200円だったAGFAのフィルムだ。

そんな楽しみ方もあるということで。