最後のフィルム世代より

終わりが来る前に、まだ出来る事がある。

106.スケートボードが欲しい

突然だけど、スケートボードが欲しい。

 

僕が毎日通っている渋谷では勿論だけど、最近よく都心部スケートボードを見る。

二年程前から移動の手段としてスケートボード、もといクルーザーが流行り出したらしく、

電車の中でも派手な色したクルーザーを片手に持つ人をよく見かける。

いやーしかし、これ本当に格好悪いな。なんだこの形っていつも思う。

こういうのをドヤ顔で全力でプッシュしている人が渋谷には沢山いるよ。

しかも大抵そういう人達は群れている。格好悪いことこの上ない。

 

で、だ。そんなクルーザーの話なんてどうでもいい。

僕が興味があるのは普通のスケートボードだ。

そうそう、こんな感じの。別に派手さなんてのは求めてない。

こういう素材感あるもののほうがずっと良い。

 

僕は生まれてこのかた、スケートボードに乗った試しがない。

もちろん買った事もない。いや、一度アメリカで買いかけた事があった。

大きなショッピングモールで売られてた、確か50ドルくらいの恐ろしく安いやつ。

でも結局日本に持って帰れなさそうだなと思って諦めたのだ。

 

それからもう10年近く経とうとしているけど、未だに僕の中に引っかかり続けている。

正直スケートボードをやってる人達に対するイメージはあまりよくはないけど、

自転車よりも小さくて、電車の中にも持ち込む事が出来て、

それでいて滑るように街道を移動出来るアイテム。それがスケートボードだ。

もちろんオーリー(飛ぶやつ)やグラインド(横滑り)みたいなトリックもあるけど、

まぁそれは出来たら格好良いだろうなぁくらいで。

 

もっとも、移動手段として限定するなら先にあげたクルーザーでもいいんだ。

あれは元々そういう用途のために作られてあんな形になったらしい。

でもやるんなら、普通のスケートボードがいいよね。形から入るのは大事だ。

 

とはいえ、欲しいなーと思ったけど、右も左もわからない。

これから色々調べて行って、出来るなら新しい趣味として始めて行きたい。

さてどうなることやら。