最後のフィルム世代より

終わりが来る前に、まだ出来る事がある。

136.dessin No.3 feat. まぼろしのフィルム

結構間が空いてしまったけれど、モノクロ写真修行シリーズ第三弾。

 

camera-stylo.hateblo.jp

 

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今回は使ったカメラはすっかり馴染んだCONTAX T2と、

コダックの今はディスコンされたフィルム、Kodak Professional BW400CN

 

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実はこれ、期限切れのフィルムではなく、今年の7月まで期限がある。

地元の写真屋さんで偶然5個だけ残っていたのを見つけ、喜び勇んで買った。

 

このフィルム、ILFORDのXP2 400と双璧を成していたフィルムで、

C-41現像が出来るモノクロフィルムとして報道用に重宝されていたそうな。

それも、デジタル全盛の今となっては使い道もなくなってしまったんだろう、

2014年末頃には生産が終了、僕も使えることはないだろうと思っていた。

調べると根強いファンが多いフィルムみたいだけど、さてどうだろう?

 

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あー、なるほど。これはXP2と比較されても仕方ない。いいフィルムだ。

XP2はRGBを調整してモノクロに近づけている感じがあるけど、

BW400NCはがっつり黒い感じがする。

 

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比較用としてXP2も載せておく。

比べると一目瞭然だろう。BW400NCのほうがよりモノクロらしい発色だと思う。

 

BW400NCは気楽にモノクロ”らしい”写真が撮れるフィルムだった。

これがもうディスコンされて、手元にはあと2本しかないのはとても残念だな…

またあの店に残ってたら、どこかの店に残っていたら、キープしておこう。

 

これ以上、こんなフィルムが増えないといいんだけどな。

 

お題「カメラ」