206.T-AFで撮った夏の写真たち
ちょっと前の記事で紹介したYashica T-AF。
札幌の小畑カメラサービスからフラッシュの修理を終えて帰ってきて、
それからかなりの頻度で持ち歩いてる。
T-AF(この表記が正しいかは知らない)は、CONTAX T2の廉価版みたいな機種だ。
比較するとこんな感じの違いがある。
- 外装はプラスチック。T2みたいな高級感は一切ない
- レンズはCarl Zeiss Tessar 35mm / f3.5。Sonnarよりやや広く、一段階暗い
- 最短撮影距離は1m。T2は80cmだったはず。やや寄れない
- 電源はシャッターを切る時に入る。誤射防止用にシャッターカバー付き
まぁ見た目はどうしようもない。僕は結構気に入ってるけど、チープさは否めない。
しかし搭載してるレンズ、Tessar 35mm / f3.5はとてもいいレンズだと思う。
光量がしっかりあるところで撮るとびっくりするくらいの絵を吐き出す。
ちゃんと巻き上げできてるかなーと適当に撮った最後の一枚だったんだけど、
バスのフロントガラスの質感と夏の強い日差しが眩しいくらいに写ってる。
この一枚で「やっぱこのカメラはすごいやつだ!」と改めて好きになった。
以下、全てT-AFで撮った写真(一部すでに掲載済みのもあり)。
T-AFはCONTAXの銘を貰えておらず、外装も安っぽいためかとても安く流通してる。
フラッシュ部分の故障はやはり多いらしい。だいたい相場は1500〜3000円くらい。
状態がいいやつでも高く6000円くらいだろうか?
もし中古カメラ屋さんで見かけた際は、ぜひ手に取って欲しい一台だ。
フラッシュの使い方、上手くなりたいなー。