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Good morning / おはよう世界

最後のフィルム世代より

159.きちんとした一眼レフ、Nikon F2 フォトミック。

Nikon_F2_Photomic フィルム 写真

前に、ジャンクから拾ってきたペンタックスSPの記事を書いた。

 

camera-stylo.hateblo.jp

 

これを使ってる時に思ったのが、「やはり一眼レフは撮りやすいな」という事。

ファインダーは見やすい、きちんと寄れる、解放でしっかりボケる。

レンジファインダーだと限界あることが色々できるのはとても魅力だった。

 

ジャンクから適当に回収したカメラがここまでちゃんと使えるなら、

それなら、きちんと整備された一眼レフはどんなものなのか気になっていた。

それを考えてるうちに、随分前から考えていたカメラが浮かんだ。

  

IMG_0367

 

Nikon F2 フォトミック。大体45年前に作られた、当時のニコンフラグシップ

露出計内蔵で、最高1/2000の高速シャッターを搭載したモデルだ。

ニコンのカメラを調べてる間に、F3やFE・FM2とかとも迷ったりはしたけど、

お店で触らせてもらって一番しっくりきて、手応えがあったのがF2だった。

しかもニコンの整備で有名なキィートスで整備済。これは運が良かった。

黒のボディでフォトミックで整備済って、探すとないもんだ。

 

思えばこうして、意識してニコンのカメラを手にいれるのは初めてだ。

それまでなんとなく定番モデルを避けてるような感じの僕だったが、

大阪のon and onのブログにF3にNikkor 50mm f1.4で撮った作例があって、

 

on-and-on-shop.com

 

この透明感のある絵が見ていてとても気持ち良かった。

それまでどうも癖のあるカメラやレンズに惹かれていたから、その反動なのかな。

ただそれでF3にしなかったのは、やはり僕は機械式カメラが好きなのだ。

 

さて、実際に撮れる写真だけど、実は一つ前のデザフェスの記事の写真は、

全てF2とNikkor 50mm f1.4で撮ったものになっている。

今回の記事で紹介するのはまた別のレンズ、Nikkor-S 35mm F2.8。

画角35mmは僕の一番好きな画角だし、F値もよくあるオーソドックスなものだ。

しかし、コイツは中玉がカビだらけだったジャンク品。

バラしてなんとか綺麗にできたけど、さて写りはどんなもんだろう。

 

FH000003

 

FH000013

 

FH000014

 

(あ、よかった。カビの影響はそこまでなさそう。)

まず色味とコントラストだけど、彩度淡めでおとなしい感じの印象だ。

不自然な感じはなく、まさに「目の前のものをそのまま出してきた」感じ。

しかしF2.8でもむちゃくちゃボケるな。最短30cmなのも嬉しい。

 

FH000017

 

FH000018

 

よくお世話になってる渋谷のMilokさんに遊びに行った時の二枚。

フォトミックファインダーはその形から人気がないけれど、

露出計を持たずにささっと露出を合わせられるのはやっぱり助かる。

しかもF値もシャッター速度もきちんと見えてるので、

前に一度手にしたことのあるオリンパスOM-1よりも使いやすい。

 

FH000022

 

地元の駅からの富士山。コントラストいじればもっと締まりそうな画面。  

二段くらいアンダーで撮っても良かったかな。

 

一週間、F2 フォトミックをしっかり使ってみて感じたのは、

ニッコールの写りもさることながら、やっぱりフラグシップだっただけあって、

使い勝手がよく考えられた良いカメラだということだった。

最初は不思議だったニコン特有のガチャガチャも今は楽しみのひとつ。

唯一の欠点はその重さだけれど、それはストラップでなんとかなるレベルだ。 

 

ちなみに、買わせてもらった銀座ニコンハウスのおじさん曰く、

「崖から10m下に落としたら壊れるけど、大抵のことじゃ壊れないよ」とのこと。

別にそんな危なっかしい場所で写真を撮ることはないと思うけれども、

これから年末年始に掛けて、いろんなシーンに持ち出して行こう。

 

お題「カメラ」