098.フィルムカメラ始めて約三ヶ月で試したフィルム達
ミラーレス一眼 OM-D E-M5でオールドレンズを使い始め、
一番悩ませてくれるのはフィルム選びだ。同時にこれが楽しい。
同じ本体、レンズでもフィルムの選び方で写真が全然変わってくる。
レンズ沼という言葉があるが、フィルム沼だってものすごーく深い。
というか、レンズと違ってすぐに差が判らないのがやらしいんだけどね。
というわけで、三ヶ月くらいの中で使ってきたフィルムを紹介。
まずはKodakのGOLD200。
コダックといえば、僕ぐらいの年代の人なら名前は知っているだろう。
これはカメラのキタムラとかでたまに投げ売りされる類いのフィルム。
使ってみた感じ、ISO200のわりに粒子が荒く出る気がする。
元々安いから、で買ったフィルムなので最初に買った一本きりだ。
アグファはトイデジ時代から存在を知っていた。なので親しみあるメーカー。
会社はドイツらしいけど、フィルム自体は今は国産だそうだ。
コレが今のところ一番好きで、多く使うフィルム。ISO400だからとても撮り易い。
値段も純国産フィルムより少しだけ安いのが嬉しい。
僕が最初にフィルムに興味を持ったのは、Lomoの写真からだった。
だからLomographyのフィルムも試した。Color Negative 100。
正直な話、期待外れだった。多分あのギトギト感はLC-Aじゃないと出せない。
それでもこの写真はタイミングが良かったのか、結構気に入っている一枚だ。
そういや6/19はLC-Aの31周年だったそうな。30年もほぼ変わらないカメラってすごい。
これは『安かったから』『これしかなかった』という理由だけで買ったフィルムだ。
地元のカメラ屋さんで大量に売られていたし、渋谷のキタムラでも200円くらい。
業務用とはついてるけど、それは『ポートレイト等の写真撮影の業務』ではなく、
『土木作業時の記録業務』という意味でついている。なので質より量のフィルム。
まぁそれでもさすがは富士フィルムで、ちゃんと写ってくれるのはいいね。
これも、狙って買った訳じゃなくて、フィルムが切れた買ったもの。
FUJIFILM カラーネガフイルム フジカラー PREMIUM 400 36枚撮り 単品 135 PREMIUM 400 36EX 1
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
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良くも悪くも、とっても普通。正直これを買うなら上記の業務用のほうがいいかも?
テラスのような半屋内でもちゃんと色を出してくれるのが良い。
でも、余程の事がないとこれと業務用は買わないかなぁ。SUPERIAは安くもないし。
立て続けにフジが続くけど、国内メーカーはもうフジしかないんだ。仕方ないね。
FUJIFILM カラーネガフイルム(プロフェッショナル用) フジカラー PRO400H 35mm 36枚 1本 135 PRO 400 H NP 36EX 1
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2013/04/01
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数が減って行ったFUJIFILMのカラーネガで、現存のPRO 400H。
FUJIFILM3つめのカラーフィルムだけど、これは好きになった!
僕は色乗りの良いフィルムが好きになるんだと思う。これは暗所でも再現度が良い。
AGFAがアーティストなら、こっちはデザイナーみたいなものかな。
そして今のところ最後に試した新しいフィルムも、FUJIFILMだったりする。
FUJIFILM 黒白ネガフイルム ネオパン 100 ACROS 35mm 36枚 3本 135 ACROS100 NP 36EX 3SB
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- 発売日: 2013/04/01
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ACROS100。人生初のモノクロフィルムで、これはちょっと前の記事にも書いた。
とにかくこれは安くてよく撮れると思う。贅沢を言えば、空の再現性が低い?
それでもモノクロ初心者には良い写真を撮らせてくれる。
つい先日、残り2本を撮り終えたので明日にでもトイラボさんにお願いしないと。
さて、ざっと上げてみた7種類。結構試してるつもりだったけど、こんなもんかな。
ついでにいうと今ⅲcにはNATURA 1600という高感度フィルムが入ってるし、
モノクロフィルムはFOMAのPAN100が控えていたりする。
最近ついに関東は梅雨入りを果たしてしまって、自然光の無い日々が続いてる。
早く来てくれ、夏。僕はカメラと一緒に待ってるぞ。