最後のフィルム世代より

終わりが来る前に、まだ出来る事がある。

029.紹介しますね、親友のAさん

昔話のほうが、変な事が多い。

というより当時は変だと思ってなかった事が、
今の歳になって考えたらものすごく変だったのだ、という事か。
今やっているこのブログもあと5、6年後には変な事になっているだろう。

そんな昔の、変な話。多分8年前。


当時僕は中学三年生で、絵日記サイトをやっていた。
前にも書いたとは思うけど、ある時期に中学生の間で
絵日記サイトをやる』というのが(ごく一部で)流行っていた。
当時は今みたいにブログが広く使われていなかったし。
皆が皆、教本片手に、テンプレサイトを巡ってサイトを作っていた。
今思うとすごーく変なサイト作りをしていたりする。
なんだよbrタグでマージン取るって。今でもたまに見かけるけど。

そんな僕達は兎に角交流を持つ事がステータス、みたいな風潮があった。
当然絵日記サイトという訳で、絵が上手い人のサイトはカウンターがよく廻る。
カウンターがよく廻る、という事は見ている人がたくさん居る。
つまりその人と仲良くなればカウn(ry

…そんな感じで、僕達は随分とエグいやりとりをしていた。
コラボとかもやってたっけ。今考えるとすごいアクティビティである。
そんな僕に付き合ってくれた若干名には本当頭が上がらない。

というか、僕達は自分のプライベートをそんなに見て欲しかったのだろうか。
なかには絵が上手いから片手間に、みたいな人もいた。
漫画家を目指していて、今現に漫画家としてある程度成功を納めてる人もいる。
僕はどうだったのだろう? 多分友達が欲しかった、というのもあるだろう。
プライベートを晒している彼らの日記に自分とのとっかかりを見つけるのは嬉しかった。
ネットはそういう『内面的なものをオープンにしてある』点では交流が作り易い。
当時の僕にはそれがきっと合っていたのだろう。知り合いは多かった。

それで今でも続いてくれている人がいるんだから、結果としては良かったのだろう。
しかしよくもまぁあんなヘッタクソな絵をあげていたもんである。
それで100アクセス廻ってたのが、今なお判らない最大の謎。