最後のフィルム世代より

終わりが来る前に、まだ出来る事がある。

062.ジンジャーエール、買って飲んだ

美味しいお酒、あるいは辛口ジンジャーエールの飲み方。


まずは、集まる場所を決める。各々が平均して来易い場所を選ぶ。
次に時間と店を決めておいて、それから当日まで仕事をして過ごす。

当日、大体三十分くらい前には着いておく。
お酒前なので軽く食べておいて、胃袋を慣らしておく。
サンドイッチとコーヒーなんかが良いと思う。立ち食い蕎麦も渋い。
くれぐれも食べ過ぎず、飲み過ぎないよう。

集まったらまずは腹ごしらえ。ここで食欲をある程度満たす。
お酒もここから入れ始める。一杯目はビール、あとは適当なお酒を。
アルコールに疲れたらコーラ、お茶等のソフトドリンクへ逃げる。
そして一息ついたらまたアルコール領域を攻める。

攻防が終わって空気がダレてきたら、店を変える。
実はこの次の店が大事だったりする。こっちが本番。
広く、腰をどかっと下ろせるような席が理想的。
具体的にいえばソファーなんかが良いだろう。
注文するのは軽いもの、ミックスナッツなんかでもいい。
行けそうなら芋系、ソーセージなんかを頼んでおく(ドイツみたいだね)。
そしてそれと同時に、アルコール、もしくはジンジャーエールを頼む。

ジンジャーエールは瓶で出してくれるところがいい。
一緒にコップを持ってきてくれるところなら、コップはいらないと告げればいい。
出来ればメーカーはカナダドライではなく、ウィルキンソン
あの綺麗な緑色のガラスに、僕はどうも弱い。
ものが揃ったら乾杯を交わし、直径5cmくらいの飲み口からジンジャーエールを飲む。
喉のぴりぴりとした感覚を味わいながら、それにドイツ風の食事を放り込んでいく。
ジンジャーエールのいいところは、酔わない、安い、美味い。これに尽きる。
あとは時間と財力の許すまで、ひたすらジンジャーエールを飲み続ければいい。

素晴らしい休日に。